明日もまた もう一度

小学校教員の備忘録

しーん…

本日、国語の授業をした。

「春のうた」

詩の授業だ。

 

滑り倒した。

しーん…という耳をつんざくような沈黙が幾度となく訪れた。

 

私の問いに対して無口になる子どもたち。

なんとか勇気を振り絞って発言する子が出ても周りの子の反応は薄い。発言した子は気まずそうに座る。

 

答えづらい問いだった。

正解のない問い。

そして、私のしゃべりが多すぎた。

 

何より、慢心していた。授業の展開、問いかける言葉をもっと明確にしておくべきであった。

 

グループでカエルの気持ちを考えて

「ケルルンクック」

を朗読してみよう!

 

などと

力づくで無理矢理な展開に持っていった。

 

グループでの話し合いは

私が中に入って、

「どう?カエルの気持ちはどんな気持ちだと思う??」と、フルパワーでハイテンションで聞いて回って、やっと少し笑顔が見られた。

苦しい。教師が頑張りすぎな授業。

子どもたちも私の暑苦しい絡みに辟易していただろう。

 

もっとわかりやすい言葉で、

惹きつける言葉で

惹きつける具体物で

 

教師は言葉は少ないのに

子どもたちの熱量が勝手に高まっていく

そんな授業をしていきたいものだ。

 

さーて。

もっと勉強しよう。

 

あの子達が目を輝かせて熱中している姿を見てみたい。

 

次は言葉を最低限に絞り込み

教材で惹きつけ、子どもたちのリアクションを引き出そう。

 

私は喋らない。

ニコニコしてよう。